第1回素材研究会 –とりあえずいろいろな生地を持ち寄ってみました–

テイストスケール法では、対象物の「色」「柄」「形態」だけでなく、「素材」もその物の感性特性を決める重要な要素であると考えられています。

下記の図のように、スケール上で、上にいくほど「薄手・軽量・軟質」、下にいくほど「厚手・重量・硬質」になります。
また、左にいくほど「粗面」、右にいくほど「滑面」になります。

テイストスケール(素材)

この二次元平面上に、各種素材をマッピングしてみると、たとえば左上には「やや軽くてやや粗い」軽金属、麻、ナイロンなどが当てはまりますし、右下には「やや重くてやや滑らかな」大理石やドスキン(礼服やコートに使われる高級毛織物)が当てはまります。

と、いうことなのですが、この素材分野、色(配色)、柄、形態に比べ、研究不足なのです。

白い布など

もう少し細かいところまで検証し、最終的には「人」に関する診断ツールを開発しよう、ということで、感性インストラクター(テイストスケール法修了者)5名で集まって、生地について考えてみることにしたのが「素材研究会」です。

事前打ち合わせの段階で、「夏物のジャケットにできそうな白の生地を各自探して買ってくる」ということになっていたので、テーブルの上に白い布を広げて議論しました(写真)。
テイストは、色・柄・形態・素材の全てが連動しているため、なかなか「素材」だけに着目して語るのは難しいです。

今回は全ての生地の色が白なので、どうしてもスケール上の下の方(明度の低い色、つまり黒っぽい色が当てはまります)には、似つかわしくなく思えたりもします。
しかし、素材以外の条件を揃えないと比較もできませんし。

今年いっぱいは続ける予定なので、その中で新たな発見がたくさんあることと思います。
次回は8月です。

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